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耳鼻科(みみ)

耳鼻科

こんな症状はありませんか?

耳が痛い

耳が聞こえにくい

耳がかゆい

耳が塞がった感じがする

耳の周囲が腫れている

耳で嫌な音がする

耳がジュクジュクする

耳あかが多い

耳から血が出る

耳に異物が入った

ふらつき、めまい

耳についてお困りの方へ

耳のかゆみ・痛み・耳だれ、聞こえにくさ、耳鳴り、めまいなどの症状はありませんか。

耳のトラブルは、軽い症状でも放置すると悪化したり、聞こえや生活に影響が出ることがあります。

当院では、お子さまから大人まで、耳の症状を丁寧に診察し、必要に応じて検査・治療を行います。

気になる症状がありましたら、お早めにご相談ください。

耳の病気例

外耳炎

外耳炎

原因:外耳道炎は、耳をいじりすぎることが主な原因です。
耳のかゆみが気になって頻繁にかいたり、耳掃除の習慣が慢性化して耳掃除をしすぎることで発症します。
特に夏場に多くみられます。
「耳を触らないようにしましょう」と指導しても、無意識に何度も耳をいじってしまい、再発を繰り返す方が非常に多いのが特徴です。

症状

初期には耳のかゆみが主な症状です。
かき続けることで、耳の穴が痛くなったり、腫れて耳の穴がふさがるほどになることもあります。
耳だれが出て受診される方もおり、耳だれが耳の中にたまると聞こえが悪くなることもあります。

治療

軽症の場合は、抗生剤とステロイドを含む軟膏や点耳薬で治療します。
腫れが強く、痛みが強い場合には、抗生剤やステロイドの内服薬を使用することもあります。

耳垢栓塞

耳垢栓塞

耳垢(じこう)とは、いわゆる耳アカのことです。
耳アカがたまって耳の穴をふさぐ状態を耳垢栓塞といいます。
耳の穴が9割ほど耳アカでふさがっていても、わずかに空気の通り道があれば、意外と普通に聞こえることがあります。

原因

次のような場合に、耳アカが一気に奥へ押し込まれてしまうことがあります。

・自分で耳掃除をして、耳アカを奥に押し込んでしまった。
・水泳や入浴、洗髪の際に、耳アカが水を含んでふくらみ、つまってしまった。

症状

「急に耳が聞こえなくなった!」と慌てて受診される方も多いです。

治療

耳アカを取り除けば、その場ですぐに聞こえが回復しますので、ご安心ください。

メニエール病

メニエール病

メニエール病は、激しい回転性のめまいに、難聴・耳鳴り・耳のつまった感じが同時に起こる発作を、繰り返す内耳の病気です。
これら4つの症状がセットになって現れることが、メニエール病の特徴です。
内耳の中にあるリンパ液が過剰にたまることで、内耳の圧が高まり、めまいや難聴などの症状が起こると考えられています。

主な症状

・回転性めまい(ぐるぐる回るようなめまい)
・難聴
・耳鳴り
・耳のつまった感じ(耳閉感)
※発作のたびに症状の強さは異なり、繰り返すことで聴力が低下していくことがあります。

治療

中心は内服治療です。
ステロイド薬
利尿薬(イソバイド®)
発作が起きた際には、ステロイド薬や利尿薬による治療を行います。
特にイソバイド®はメニエール病に効果が高い薬として知られていますが、味が非常に飲みにくいという欠点があります。
また、発作を予防するためには、ストレスをためず、規則正しい生活を心がけることも大切です。

外耳道真菌症

原因

耳の中にカビ(真菌)が増えることで起こります。
糖尿病などで体の抵抗力(免疫力)が低下している場合や、ステロイド軟こうを耳の中に長期間使用している場合に起こりやすくなります。

症状

・耳の中の強いかゆみ
・耳の違和感、つまった感じ
・真菌のかたまりがつまることによる聞こえにくさ

治療

外耳道真菌症は再発しやすい病気です。
まず耳鼻科で耳の中をきれいに掃除し、カビを取り除きます。その後、抗真菌薬を使用して治療します。
まめな耳の処置が必要になることが多いため、自己判断せず耳鼻科にご相談ください。

急性中耳炎

原因

鼻やのどの奥で増えた細菌が、「耳管(じかん)」という通り道を通って耳の中に入り、鼓膜の内側(鼓室)で細菌が増えることで起こる病気です。かぜなどのウイルス感染をきっかけに発症することが多くみられます。

症状

・耳の痛み
・聞こえにくさ
・発熱

治療

抗生物質を飲み薬で使用します。痛みが強い場合には、痛み止めも併用します。
抗生物質で改善しない場合は、鼓膜を少し切って中にたまった膿を出す「鼓膜切開」を行うことがあります。膿を出すことで、症状が早く良くなることが多いです。
当院では、耐性菌を増やさないため、ペニシリン系抗生物質を中心に治療を行っています。

滲出性中耳炎

滲出性中耳炎

中耳炎には大きく2種類あります。
ひとつは細菌感染による急性中耳炎、もうひとつが中耳に液体がたまる滲出性中耳炎です。
滲出性中耳炎は、痛みや発熱が目立たない一方で、治るまでに時間がかかりやすく、長期的な経過観察が必要な病気です。

原因

・滲出性中耳炎は、次のような要因が重なって起こることが多いです。
・急性中耳炎の反復(一度よくなっても、急性中耳炎を繰り返すたびに悪化することがあります)
・副鼻腔炎などの鼻の病気
・アデノイド(咽頭扁桃)が大きい
・鼻すすりの癖
※鼻すすりは、滲出性中耳炎を悪化させる大きな要因です

症状

・中耳(鼓室)に滲出液が多くたまると、聞こえに影響が出てきます。
・小児の場合、聴力低下は言葉の発達や学習面への影響が指摘されており、放置は望ましくありません。

治療

鼻の治療(最も基本となる治療です)
マクロライド系抗生剤の少量長期投与(副鼻腔炎を合併している場合に特に効果が期待できます)
扁桃・アデノイド切除術(全身麻酔による手術治療)
鼓膜チューブ挿入術(鼓膜にチューブを入れ、中耳の換気を保ちます)

経過観察の重要性

小学校低学年頃になると、成長に伴って自然に治ることも多い病気です。
しかし、その間に鼓膜がくっついてしまう(癒着)などの合併症を起こすことがあるため、注意深い経過観察が必要です。

突発性難聴

突発性難聴

「突発性難聴」という言葉を、一度は耳にしたことがある方も多いと思います。
簡単に言うと、「原因がはっきりしない、突然起こる感音難聴」のことです。
実際には原因が複数存在すると考えられていますが、現時点ではそれぞれを明確に区別できないため、まとめて『突発性難聴』と呼んでいます。

症状

① 突然の難聴
文字どおり、急に起こる難聴です。
発症の仕方は、
その場で急に聞こえなくなった
朝、目が覚めたときに気づいた
などさまざまですが、
「いつ」「何をしていたときに起きたか」をはっきり説明できることが特徴です。
② 感音難聴
多くの場合、比較的高度な感音難聴です。
理論上は軽度でも診断されますが、実際には、ある程度重くならないと「突然聞こえなくなった」と自覚しにくいため、高度難聴で見つかることが多くなります。
③ 原因が不明、または不確実
検査をしても、はっきりした原因が特定できないことが条件です。

治療

治療の基本は、ステロイド薬による治療です。
軽症の場合:外来での内服治療
重症の場合:入院のうえ、点滴治療をすすめることがあります。

予後(治りやすさ)

治療後の経過には個人差がありますが、一般的には次のように言われています。
約 3分の1:ほぼ元の聴力まで回復
約 3分の1:残念ながら改善がみられない
残りの 3分の1:聴力が半分程度まで回復

急性低音障害型感音性難聴

急性低音障害型感音性難聴

急性低音障害型感音性難聴は、内耳のリンパ液のバランス異常(内リンパ水腫)が関与していると考えられている疾患です。

原因

精神的ストレス、過労、睡眠不足などが発症のきっかけとなることがあり、自律神経の乱れが影響している可能性も指摘されています。
はっきりとした原因が特定できない場合も少なくありません。

症状

耳鳴りがする、耳がつまった感じがするなどの症状で受診されることの多い病気です。
症状はすぐに改善する場合もあれば、数日間続くこともありますが、聴力が回復すると、耳の症状も次第に軽くなってまいります。

治療

一般的には、ステロイド薬の内服による治療を行います。
なお、メニエール病も低音域の聴力が低下し、同様の耳の症状で受診されるため、初期の段階では区別が難しい場合があります。メニエール病では、めまいを伴いやすい点が特徴です。
また、本疾患はストレスとの関連が指摘されており、精神的ストレス、過労、睡眠不足などの生活背景を見直すことが大切です。これらの要因があると症状が出やすく、いったん改善しても再発を繰り返すことがあります。

真珠腫性中耳炎

真珠腫性中耳炎

真珠腫性中耳炎は、鼓膜の一部が内側に入り込み、その中に皮膚(垢のようなもの)がたまって増えていく病気です。
名前に「腫」とありますが、がんではありません。しかし、放置すると徐々に進行する中耳炎です。

原因

中耳の換気が悪くなることで鼓膜が内側に引き込まれ、そのくぼみに皮膚成分がたまることが主な原因と考えられています。
慢性的な中耳炎や耳管機能の低下が関与している場合もあります。

主な症状

・耳だれが続く
・聞こえが悪くなる
・耳のにおいや違和感
進行すると、耳の骨(耳小骨)を壊して難聴が進行したり、まれにめまいや顔面神経麻痺などの重い合併症を起こすことがあります。

治療

真珠腫性中耳炎は自然に治ることはなく、基本的には手術による治療が必要となる病気です。

音響性聴器障害
(騒音性難聴・音響外傷)

音響性聴器障害(騒音性難聴・音響外傷)

音響性聴器障害とは、強い音や騒音にさらされることによって、内耳(蝸牛)の聴覚をつかさどる細胞が障害され、聞こえにくさや耳鳴などの症状を生じる疾患の総称です。

騒音性難聴

騒音性難聴は、中等度以上の騒音に長期間・反復してさらされることで発症する感音難聴です。
工場や建設現場などの職業性騒音のほか、イヤホンやヘッドホンでの大音量の音楽聴取、ライブやクラブイベントなども原因となります。
初期には自覚症状が乏しいこともありますが、高音域の聞き取りにくさや耳鳴が徐々に出現し、進行すると日常会話にも支障をきたします。
一度障害された内耳の細胞は再生しないため、進行予防が重要です。

音響外傷

音響外傷は、爆発音や銃声、ライブやコンサートなどの突発的で非常に強い音により、急激に内耳が障害される状態です。
発症直後から、難聴、耳鳴、耳の詰まった感じなどの症状が現れることがあります。

治療

慢性的な騒音性難聴に対しては、根本的な治療法は確立されておらず、原因となる音環境の回避と進行防止が治療の基本となります。
一方、音響外傷や急性の音響性障害に対しては、内耳障害の進行を抑える目的で副腎皮質ステロイド薬による治療を検討する場合があります。治療効果には限界があるため、早期受診が重要です。

良性発作性頭位めまい症

良性発作性頭位めまい症

良性発作性頭位めまい症は、頭の位置を変えたときに起こるめまいの代表的な病気です。
寝返りを打ったときや、起き上がったとき、上を向いたときなどに、突然ぐるっと回るようなめまいが生じます。
命に関わる病気ではありませんが、日常生活に支障をきたすことが多く、適切な診断と治療が重要です。

原因

内耳には体のバランスを感じる「三半規管」があり、その近くに耳石(じせき)と呼ばれる小さな粒があります。
この耳石が何らかの原因で本来の位置からはがれ、三半規管の中に入り込むことで、
頭を動かした際に三半規管が過剰に刺激され、めまいが起こります。
加齢、頭部の衝撃、長時間同じ姿勢をとることなどがきっかけになる場合があります。

症状

・寝返りを打ったときのめまい
・起き上がる、横になる、上や下を向いたときの回転性めまい
・めまいは数秒から1分程度でおさまることが多い
・吐き気を伴うことがある
※難聴や耳鳴り、手足のしびれ、ろれつが回らないなどの症状は通常みられません。
これらを伴う場合は、別の病気の可能性があります。

治療

めまいに対するリハビリを中心に行います。
めまいを誘発する頭の動きを少しずつ繰り返すことで、
脳や内耳が刺激に慣れ、めまいが起こりにくくなるよう調整していきます。
また、必要に応じて、吐き気やふらつきを和らげるお薬を併用することもあります。