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小児科・感染症

小児科

「熱が下がらない」「咳をしている」「鼻水が出る」などの風邪の症状から、吐き気・嘔吐、腹痛、中耳炎、頭痛、胸痛など、お子さんの様々な症状・病気を診させていただきます。
「いつもと様子が違う」「気になる症状がある」という場合には、お気軽にご相談ください。

    こんな症状はありませんか?

・発熱
・鼻水、咳、長引く咳、のどの痛み
・ゼイゼイ、呼吸が苦しそう
・嘔吐、下痢
・腹痛、便秘
・耳の痛み、頭痛、胸痛
・湿疹、じんましん、とびひ
・ひきつけ(けいれん)
・機嫌が悪い
・おもらし(夜尿、遺尿)
・発達が気になる(発達の遅れ、発達障害)
・心雑音

感染症

かぜ(急性上気道炎)

一般的に「かぜ」と呼ばれている病気は、正式には「かぜ症候群」と言います。 主にウイルスが鼻やのどに感染することで、くしゃみ、鼻水、のどの痛み、咳、発熱といった様々な症状が起こる病気の総称です。

治療とお家でのケア

かぜの治療には、特効薬はありません。症状に応じた薬を処方します。

・安静と保温 まずは無理をせず、暖かくしてゆっくり休みましょう。睡眠を十分にとることが回復への一番の近道です。

・水分補給 : 熱が出ると汗をかき、体から水分が失われがちです。脱水を防ぐために、こまめに水分を摂りましょう。

・食事:消化が良くて栄養のあるものを摂りましょう。無理に食べさせる必要はありませんが、水分補給は優先してください

・加湿 : 湿度を50~60%に保ちましょう

解熱剤

服装を調節してみても、しんどそうにしている場合や、機嫌が悪い場合には、症状をやわらげるために、解熱剤を使用してもよいでしょう(6時間以上間隔空けて)。

解熱剤を使用しても、ほとんど下がらないことや、薬の効果が切れたらすぐに上がってくることも多いですが、それでも体が楽になればよいとお考え下さい。熱が少し下がったときに、水分摂取をしたり、眠らせて体力の回復を図るとよいでしょう

こんな時すぐ受診を

・生後3ヶ月未満の発熱

・38℃以上の高い熱が3日以上続く

・呼吸が苦しそう、息をする時に「ゼーゼー」「ヒューヒュー」という音がする

・咳がひどくて眠れない、水分を摂るたびにむせてしまう

・水分がほとんど摂れず、ぐったりしている

・ぼーっとしていたり、顔色が悪かったりするなど、いつもと様子が明らかに違う

溶連菌感染症

「溶血性連鎖球菌(ようけつせいれんさきゅうきん)」という細菌が、主にのどに感染して起こる病気です。 一年中みられますが、特に冬から春にかけて流行することが多いです。何度もかかることがある病気です。

治療とお家でのケア

・抗生物質を処方します

・食事:喉ごしが良く、しみないものを与えましょう

・発疹:かゆみが強い場合は、かゆみ止めの薬を処方します

こんな時すぐ受診を

・抗生剤を飲んで2日しても熱が下がらない。

・のどの痛みが強く、水分をとらずにぐったりしている。

・2~3週間後に、おしっこが少ない、むくんでいる、血尿がある(赤いおしっこ)などの症状が出てきたとき

幼稚園・保育園・学校

抗生物質を飲み始めてから24時間が経過し、熱が下がり、元気があれば可能です。

アデノウイルス感染症(咽頭結膜熱)

「溶血性連鎖球菌(ようけつせいれんさきゅうきん)」という細菌が、主にのどに感染して起こる病気です。 一年中みられますが、特に冬から春にかけて流行することが多いです。何度もかかることがある病気です。

治療とお家でのケア

・特効薬はありません。対症療法が中心になります。
・水分: 脱水を防ぐことが一番です。のどにしみないものを少しずつこまめに与えましょう。

・食事: のどが痛い時は無理せず、喉ごしの良いものを選びましょう。

こんな時すぐ受診を

・7日以上熱が続く。
・水分をとらず、12時間以上おしっこが出ない。
・元気がなく、ぐったりしている。

幼稚園・保育園・学校

・主な症状(熱、のどの赤み、目の充血)がなくなってから2日後から可能です。

こんな時すぐ受診を

・5日以上熱がつづく。
・水分をとらず、12時間以上おしっこが出ない。
・元気がなく、ぐったりしている。

ヘルパンギーナ・手足口病

乳幼児を中心に流行する夏かぜの一つで、のどの奥に口内炎が複数できるのが特徴です。発熱と口内炎だけならヘルパンギーナ、手足にも発疹が出れば手足口病と呼ばれます。

手足口病は熱がない場合から高熱まで様々あり、ヘルパンギーナは高熱が3~4日続くことが多いです。

検査はなく、症状から診断します。

治療とお家でのケア

・ヘルパンギーナ、手足口病に効くはありません(熱さましなどの療法を行います)。

・水分:脱水にならないようにしっかり水分をとりましょう。

・食事:口の中が痛いので食欲が低下します。熱いもの、辛いもの、酸っぱいものを避け、のどごしのよいもの(ヨーグルト、プリン、ゼリーなど)を食べさせてください。

幼稚園・保育園・学校

・熱が下がって食欲が改善すれば登園・登校可能です。

おたふくかぜ

「ムンプスウイルス」というウイルスが原因で起こる感染症で、特徴的な症状から「おたふくかぜ」と呼ばれています。
方の耳の下やあごの下が腫れ始め、1~2日経つと反対側も腫れてくることが多いです。
腫れのピークは発症から1~3日くらいで、押すと痛みがあります。
この腫れは、だいたい1週間から10日ほどで自然に引いていきます。
腫れと同時に38℃前後の熱が出ることが多いですが、熱が出ない子もいます。

治療とお家でのケア

特効薬はありません。お子さんのつらい症状を和らげる対症療法が中心になります。
食事:酸っぱいものや、よく噛まなければいけないものは避けましょう
痛み:冷たいタオルなどで冷やす。

こんな時すぐ受診を

・何度も吐く、ひどい頭痛を訴える、ぐったりして元気がない
・お腹を強く痛がる
・「テレビの音を大きくする」「呼びかけへの反応が鈍い」など聞こえが悪そう

幼稚園・保育園・学校

耳下腺の腫れが出てから5日が経過し、かつ、全身状態が良好になるまで

みずぼうそう

正式な名前は「水痘(すいとう)」といいます。「水痘・帯状疱疹ウイルス」というウイルスが原因で起こります。

水ぼうそうの発疹は、時間とともに変化し、
「①赤い点 → ②水ぶくれ → ③かさぶた」という違う段階の発疹が、同時に体中に混在するのが大きな特徴です。
すべての発疹がかさぶたになるまでには、全体で1週間程度かかります。

治療とお家でのケア

・抗ウイルス薬: 発症してすぐ(48時間以内)に飲み始めると、症状を軽くする効果が期待できます。
・発疹:汗はかゆみを悪化させます。ぬるめのシャワーで汗を流し、皮膚を清潔に保つことが大切です。

こんな時すぐ受診を

・発疹が赤く腫れて化膿したとき
・元気がなく、ぐったりしている
*感染予防のため、症状があるうちは、受診方法を電話などで確認してから受診してください。

幼稚園・保育園・学校

・すべての発疹がかさぶたになれば可能です。

りんご病

正式な名前は「伝染性紅斑(でんせんせいこうはん)」といいます。
「ヒトパルボウイルスB19」というウイルスが原因で、両方の頬がリンゴのように赤くなるのが一番の特徴です。
腕や太ももなどを中心に、網目模様の発疹が広がります。この発疹は、かゆみを伴うことがよくあります。

治療とお家でのケア

ほとんどの場合、お薬を使わなくても自然に治っていきます。
発疹:熱いお風呂や長時間の直射日光は避けましょう。発疹は1週間ほどで消えていきますが、一度消えたように見えても、再び赤く浮き出てくることがあります。

こんな時すぐ受診を

・高熱がつづく
・かゆみが強くなったとき
・元気がなく、ぐったりしている

幼稚園・保育園・学校

熱がなく 元気にしていれば登園・登校可能です。

ヘルペス性歯肉口内炎

「単純ヘルペスウイルス」というウイルスに、生まれて初めて感染することで起こる、口の中の病気です。39℃以上の高熱が続き、歯ぐきが真っ赤に腫れ、たくさんの口内炎ができます。

治療とお家でのケア

・抗ウイルス薬: 発症して早めに飲み始めると、症状を軽くする効果が期待できます。
・水分:脱水にならないようにしっかり水分(しみないもの)をとりましょう。
・食事:口の中が痛いので食欲が低下します。熱いもの、辛いもの、酸っぱいものを避け、のどごしのよいもの(ヨーグルト、プリン、ゼリーなど)を食べさせてください。

こんな時すぐ受診を

・水分を全くとれない、

・おしっこが半日以上出ていない
・ぐったりして元気がない
・唇がカサカサに乾いている、泣いても涙が出ない
・高熱が5日以上続くとき

幼稚園・保育園・学校

・熱が下がって食欲が改善すれば登園・登校可能です。

突発性発疹症

ヒトヘルペスウイルスが原因で、「突然の高熱」と「熱が下がった後の発疹」が特徴です。

38℃以上の高い熱が3~4日続き

熱は3~4日続きますが、高熱のわりには比較的機嫌が良く、元気に見える子もいます。

「やっと熱が下がった」と安心した頃に、お腹や背中を中心に、赤くて細かい発疹が出てきます。

この発疹が出て初めて「突発性発疹だったんだね」と診断が確定することがほとんどです。

治療とお家でのケア

突発性発疹症には特効薬がないため、お子さんが楽に過ごせるようにサポートしてあげることが中心になります。

水分補給をこまめに、食欲がない時は、無理に食べさせる必要はありません。

こんなときはすぐ受診を

・水分をほとんど受け付けず、おしっこが12時間以上でない

・ぐったりしている

・けいれんを起こした

幼稚園・保育園・学校

熱が下がって、普段通りに機嫌が良く、食事がとれる態になれば、発疹が残っていても登園可能です。

RSウイルス感染症

かぜを引き起こすウイルスのひとつです。赤ちゃんや乳児が感染すると、重症化しやすいため注意が必要です。
RSウイルスは、気管支のさらに奥にある「細気管支」という細い空気の通り道で炎症を起こしやすい特徴があります。 炎症がひどくなると、咳がひどくなり、呼吸が苦しくなってしまいます。
重症化すると「細気管支炎」や「肺炎」になります。

治療とお家でのケア

RSウイルスに直接効く特効薬はないため、症状を和らげるための対症療法が中心となります。

水分:補給をこまめに 。少量ずつ、回数を多くして飲ませてあげましょう。
鼻づまり:鼻がつまると呼吸が苦しくなり、ミルクも飲みにくくなります。市販の鼻吸い器でこまめに鼻水を吸ってあげましょう。鼻吸いのみの通院も可能です。
睡眠: 咳がひどい時は、上半身を少し高くして寝かせてあげると呼吸が楽になります。
加湿 湿度を50~60%程度に保ちましょう。

こんな時はすぐに受診を

・肩で息をする、胸やお腹をペコペコさせて苦しそうに呼吸している

・呼吸のたびに「ゼーゼー」「ヒューヒュー」という音が聞こえる

・顔色や唇の色が青白い、紫色になっている

・水分をほとんど受け付けず、ぐったりしている。おしっこが12時間以上でない

幼稚園・保育園・学校

熱が下がって元気で、ゼイゼイなどがなく、食事をとれていれば、登園できます。

インフルエンザ

インフルエンザは、インフルエンザウイルスが原因で、突然の高熱と強い全身症状を主とする感染症です。検査は、発熱から12時間経過後~48時間以内が最も正確に診断できるタイミングです。
小さな子どもは肺炎や脳症など重症化リスクがあるため注意が必要です。

治療とお家でのケア

発熱して48時間以内なら抗インフルエンザ薬(タミフル、イナビルなど)が有効です(発熱期間が1~2日短くなります)。
48時間以上たつと抗インフルエンザ薬は効果がありませんが、自然経過で治るため、心配ありません。

休む

家でゆっくり休んで体力の回復をはかるのが一番です。

水分

水分を十分にとらせてください。食欲がなくてもOKです。

異常行動

インフルエンザにかかると、幻覚、錯乱、動き回るといった異常行動が見られる場合があるので、一人にしないようにしましょう。10分以上たっても続くときは病院を受診しましょう。

こんなときはすぐに受診を

・けいれん、意識障害、異常行動
・何度も吐く/水分が取れない
・息苦しそうなとき
・5日以上高熱が続く、顔色が悪い

幼稚園・保育園・学校

発症後5日間(発熱した日を0日として)を経過し、かつ解熱した後2日(幼児は3日)を経過するまで出席停止です。

ヒトメタニューモウイルス感染症

ヒトヘルペスウイルスが原因で、「突然の高熱」と「熱が下がった後の発疹」が特徴です。

38℃以上の高い熱が3~4日続き

熱は3~4日続きますが、高熱のわりには比較的機嫌が良く、元気に見える子もいます。

「やっと熱が下がった」と安心した頃に、お腹や背中を中心に、赤くて細かい発疹が出てきます。

この発疹が出て初めて「突発性発疹だったんだね」と診断が確定することがほとんどです。

治療とお家でのケア

突発性発疹症には特効薬がないため、お子さんが楽に過ごせるようにサポートしてあげることが中心になります。

水分補給をこまめに、食欲がない時は、無理に食べさせる必要はありません。

こんなときはすぐ受診を

・水分をほとんど受け付けず、おしっこが12時間以上でない

・ぐったりしている

・けいれんを起こした

幼稚園・保育園・学校

熱が下がって、普段通りに機嫌が良く、食事がとれる態になれば、発疹が残っていても登園可能です。

治療とお家でのケア

・マイコプラズマに効果のある種類の抗生物質を使用します

・咳: 冷たい空気、煙、ほこり、激しい運動などは避けましょう

・加湿: 湿度を50~60%に保つように心がけましょう

マイコプラズマ感染症

「マイコプラズマ・ニューモニエ」という、少し変わった性質を持つ細菌が原因で起こる感染症です。ウイルスと細菌の中間のような特徴を持っています。なんといっても「しつこい咳」が一番の特徴です。一度かかっても免疫ができにくく、何度もかかることがあります。潜伏期間は感染してから症状が出るまで2~3週間と、比較的長いのが特徴です。
はじめは普通の風邪のように始まりますが、だんだん咳がひどくなります。
熱は数日で下がることが多いですが、しつこい咳は3~4週間と長く続くことも珍しくありません。

こんなときはすぐ受診を

咳こみが強くて息苦しそう

幼稚園・保育園・学校

熱が下がり、激しい咳が治まれば可能です。

百日咳

最初はふつうのかぜと変わりませんが、次第に咳が多くなり、顔を真っ赤にして激しくせき込むようになります。1~2週目がもっとも咳がひどく、3~4週目になると少しずつ軽くなってきますが、1か月以上咳が長引きます。
ワクチン未接種の乳児では、咳で息ができなくなったり、呼吸が止まったりすることがある危険な病気です。
ワクチンを接種(4種混合)していても、4,5歳から効果が落ちてきて、かかってしまうことがあります。ワクチンを接種しているため咳がひどくならないこともあり、診断は難しいことがあります。

治療とお家でのケア

・百日咳菌に有効な抗菌薬を処方します。

・症状の初期に飲むと、症状を軽くする効果が期待できます。咳がひどくなってからでも、周りの人への感染を防ぐ効果があります。

・咳: 冷たい空気、煙、ほこり、激しい運動などは避けましょう

・加湿: 加湿 湿度を50~60%程度に保ちましょう

こんなときはすぐ受診を

・咳がひどくて息が止まりそうになるとき

・咳で何度も吐いて、元気がないとき

幼稚園・保育園・学校

特有の咳がなくなるまで、または、5日間の抗生物質の治療が終了するまでは禁止です。